自分のベストなもの・自分に向いているもの、つまり適性について考えたことはありますか?
自分自身のことですから、自分が一番よく分かっている部分でしょう。
では「やりがい」ではいかがですか?
適性とやりがいは異なるもので、自分と他人の思うやりがいについてもズレがあるものです。
例えば人の思う「幸せ」と、自分の思う「幸せ」が違うように、人の考える「やりがい」と自分の考える「やりがい」は必ずしも一致するとは限りません。
あなたが思う「幸せ」が、他人からすれば「そうでもない」ことだったりします。
逆に「不幸」だと感じる人もいるかもしれません。
この違いに根本的原因は、人それぞれ感じ方や考え方が違うこと。
人それぞれ持っている感覚が異なり、気の持ちようも違うことが影響しているでしょう。
周囲を見てみると、ある程度歳をとった大人の多くは価値観や考え方をそう簡単には変えられないことが分かります。
けれども気の持ちようとなれば、日々意識することで変えていくことは可能ですよね。
そもそも仕事に対して感じる「やりがい」というのは、闇雲に探すのではなく、仕事の中に見出していくものなのかもしれません。
もしかしてあなたが過去に経験した仕事、嫌だなと感じていた仕事の中にも、やりがいを見いだすことはできたのかもしれませんね。
適正を探る方法
あなたにとってどんな仕事が適正なのか?
探っていくためには、まずこれまでに経験してきたことや現状など、自分自身の棚卸しをやってみましょう。
過去に経験した仕事
これまでの趣味
友人や知人など人間関係
持っている資金など
自分自身の情報を整理するのです。
※企業に向くタイプ(1)、(2)の「棚卸し」を参考にどうぞ!
棚卸しして自分自身を詳しく分析していくと、適正について明確な情報が浮かび上がるでしょう。
ただし、自分にとって適正だと思える仕事を見つけられても、100%やりたいこととは限りませんし、やりがいに当てはまるとは限らないことも知っておきましょう。