起業するうえで、ビジネスアイデアを明確にすることは重要です。
とはいえ、簡単にビジネスアイデアが思いつくわけではありませんよね。
そこで、助けになる方法「個人的な観点」から考える手法です。
これは、あなた自身が「こういうサービスがあったら便利なのになぁ」というように
自分自身の想いや願いを事業にしてしまう方法のことです。
ただし、一言で自分の想いや願いをビジネスにするといっても
個人的な観点を形にする方法は様々です。
今回の記事では、個人的な観点を詳しく紹介して
あなたが起業する上で助けになれば幸いです。
個人的な観点からビジネスアイデアを考える
想いや願いというのは、当然ではありますが個々の人で異なります。
つまり100人いれば、それぞれに個人的な観点があるわけです。
例えば・・・
ある人は、不動産など自分の資産を運用して「ビジネスになる」と思うかもしれません。
また別の人は、趣味から「これはビジネスになるのでは」と思うかもしれません。
さらに他の人は、便利さを追求して「これはビジネスになるのでは」と考えます。
このように、個人的な観点でビジネスを始めようと思う人でも
幾つかに分けることが出来ます。
上記でも紹介したようにこの記事では、
個人的な観点を「資産」「趣味」「便利」の3つに分けて説明いたします。
資産を用いたビジネスアイデア
個人的な「資産」と言われて何を思いつかれるでしょうか?
- お金
- 不動産
- 株
などを挙げることがあるかもしれません。
もちろん立派な資産ですが、決して形のあるものだけが資産ではありません。
あなたが持つ資格や人脈、更には時間でさえも立派な資産になるのです。
形の無いもので本当に、ビジネスを始めることが出来るでしょうか?
確かに、不動産や資金があれば簡単に事業を起こすことが出来るでしょう。
しかし、形の無いものからビジネスにするからこそ利益を生み出すのです。
例えば・・・
フリマアプリ「メルカリ」はご存知でしょうか?
スマホを利用して、簡単に売り買いが楽しめるサービスです。
ここで商品を販売することも一つのビジネスですが、
興味深いことに「マツボックリ」や「どんぐり」が販売されているのです。
特殊なものではなく、公園に落ちているごく自然なものです。
誰も買わないと思われるかもしれませんが
夏休みやクリスマスの時期、自由研究やリースを作る人が
公園で集める手間を省くため「メルカリ」で
「マツボックリ」や「どんぐり」を購入するのです。
「マツボックリ」や「どんぐり」は、
よく見かける植物ですし、誰でも拾えるものです。
つまり、集めるための「時間」つまり「資産」を販売していると言えるでしょう。
さすがに「マツボックリ」や「どんぐり」では、
あまり稼ぐことは出来ないかもしれませんが
形の無い「資産」をビジネスにした
良いアイデアの1つと言えます。
趣味はビジネスアイデアになる
次の「個人的な観点」から始める「ビジネス」は「趣味」です。
事業を続ける上で、その仕事が好きであることは重要です。
好きな事であれば、多くの時間を費やせますし
人一倍努力することが出来るからです。
ファッションが好きな人であれば
自分の好きなデザインを集めた、セレクトショップを始めたり
コーヒーが好きな人は
外国から豆を仕入れて焙煎して、カフェをオープンさせたりするケースもあります。
さらに、私たちを熱狂させる
多くのスポーツ選手も小さいころから、好きなスポーツにのめりこみ
やがてプロとなり、多くの報酬を手にしています。
このように自分の好きな事つまり「趣味」も
ビジネスになりうるのです。
便利を求めればビジネスアイデアになる
便利を求めれば、「ビジネス」になるのは誰から見ても明らかです。
私達が普段生活していると、必ず一つや二つは
「不便だ!」と思うようなことが存在します。
この不便を解決する商品やサービスでビジネスを行うのですが
この点で急成長を遂げたのが「IT業界」でしょう。
いまや私たちの生活に無くてはならない
インターネットが、数々の生活の「不便」を取り除いてきました。
例えば・・・
「ショッピングするのに交通が不便」という要望に応えて
ネットショッピングが急激に成長しました。
「お金を持ち歩くのが不便」という要望には
クレジットカードが発達し、今やそれもアプリで決済が出来る時代です。
さらに現在では「IoT技術」が発達し
生活家電がインターネットとつながり、外出先から家電の操作が出来るようになり
「便利」だけでなく「安心」まで提供するようになっています。
まさに「便利」を追求することでビジネスに革命を起こしたのです。
ビジネスアイデアは3つの個人的な観点から考える
「ビジネスアイデア」は起業する上で重要ですが
簡単に思いつくわけでもありません。
「個人的な観点から考えてみましょう!」と言われても
様々なビジネスがある今の時代、容易に思いつかないですね。
でも、今日お話しした3つの要素に分けて考えるといかがでしょうか?
どんなに便利な世の中でも、
私達には、様々な「資産」や「趣味」があります。
そして「もっとこう(便利)なって欲しい!」という欲求があります。
それを突き詰めていけば、必ず素晴らしい「ビジネスアイデア」が
思いつくに違いありません。