起業するうえで重要なのは何を収益の主軸とするか
つまり「ビジネスアイデア」を明確にすることは重要です。
しかし、その「ビジネスアイデア」を実現するためには
起業家としてのマインドが必要です。
起業家としてのマインドとは
あなたが生み出した「ビジネスアイデア」を実現するためにも
以下の内容について一度考えてみましょう。
起業する理由が明確になっているだろうか?
つまり、起業する目的(生活のため、金持ちになりたい)が明確になっているでしょうか?
これは非常に重要なマインドです。
もし、これが不明瞭であれば事業を継続していくモチベーションを
保つのが難しく、起業はおすすめいたしません。
「○○しようかな」で起業していないだろうか?
起業は「この事業がしたい!」という強い思いで始める必要があります。
しかし「○○しようかな」という軽い思いなら、
当然ながら事業の成功は難しいでしょう。
起業家として、やりたいことを、しっかりと情熱をもって始めなければならないのです。
起業家としての型を学ぼう
これから起業することを考えていて
起業家としてのマインドが、まだ不明確であれば
起業家としての型つまりスタイルを学ぶことをおススメします。
例えば、始めたい事業について学ぶ
起業家たちのセミナーに参加するなどして起業家のマインドを学ぶことが出来ます。
また、起業するにあたり自分のマインドだけでなく
周囲の考えも理解しておく必要があります。
特に家族がいるのであれば、家族は「起業」に賛成しているでしょうか?
もし、周囲の理解すら変えられないようであれば
事業の成功も難しいかもしれません。
起業するための事業の可能性とは
成功する事業の可能性を考える上で
個人的な観点や社会的な観点を取り入れる必要があります。
個人的な観点から、自分のやってみたいことを事業にするのは
成功のための可能性につながります。
また社会的な観点から考える事業の中には
時代の流れに合わせてビジネスを考えることが出来ます。
ではもう少し詳しく、個人的・社会的な観点から考える
事業についてご紹介いたします。
個人的な観点から考える事業の可能性
個人的な観点から考えることのできる
事業の可能性として以下のものをあげることが出来ます。
- キャリアや実績を利用した事業
- 専門的な技術や資格を利用した事業
- アイデアや人的ネットワークを利用した事業
その他にも個人的な観点から考えることのできる事業の可能性は数多くあります。
社会的な観点から考える事業の可能性
社会的な観点から考えることのできる
事業の可能性は以下のものをあげることが出来ます。
- 高齢者福祉や介護など福祉に関する事業
- 生理用や環境美化などに関する事業
- 観光や街づくり教育に関する事業
など、時代の流れに合わせた観点から事業を考えることで
事業の可能性は大きく広げることが出来ます。
あなたはどんなビジネスの可能性を考えていますか
では事業を始める上でどのようにビジネスの可能性を
考えることが出来るでしょうか?
まずは、あなたがどのユーザー(客層)を事業の対象にするかを
考えることが出来ます。
次に、どのようにユーザーに提供するサービスを届けるかを
考えることが出来ます。
つまり販売経路を考えることが重要です。
その次に考えることは、そのサービスをどうやって確保するかということです。
起業した後の成功イメージを描き続ける
起業後、あなたはどのような成功のイメージを描いていますか?
- 年商100億
- 株式上場
など、企業家としての成功イメージは沢山あるかもしれませんが
企業の成功とは、利益を出し資金が流動していれば
それが企業としての成功でしょう。
しかし、その成功のイメージを実現させるためにも
まずは良いビジネスモデルを考え、次に事業マーケットを拡大し
さらにヒット商品を生み出すことが成功に必要なカギとなります。
そして、起業したあなた自身が成功のイメージを描き続けることが重要です。
あなたが起業する企業形態は
成功のイメージが描けたのであれば
いよいよ、どのような形で起業するかを考えることが出来ます。
個人事業での起業を考える
もし、一人で起業を考えているのであれば
個人事業から始めることをおススメいたします。
個人事業であれば資本金や組織構成なども必要ありません。
また、事業所も自宅を利用することが出来ます。
費用も抑えることができ、利益を生み出しやすいでしょう。
もちろん税務署などへの開業届けは必要ですが
比較的簡単な手続きだけで起業することが出来ます。
法人事業での起業を考える
法人事業には、小企業から大企業までさまざまですが
いずれも組織を構成し商業登記が必ず必要になります。
例えば「株式会社」であれば、役員・取締役を1名必要となります。
事業形態が大きくなればなるほど、組織構成も必要となりますので注意が必要です。
また「合同会社」という企業形態があります。
この企業形態は、1人でも設立が可能で、事業内容、利益の配分率など
自由に決めることができるのが特徴です。
さらに「合資会社・合名会社」という企業形態もあります。
有限責任社員と無限責任社員で構成される企業形態です。
無限責任とは、会社の債務を会社の財産をもってしても支払うことが出来ない場合に、
個人の財産が求められるというもので、
起業者に大きな負担となる企業形態であることを覚えておきましょう。
最後に、「有限責任事業組合」を挙げることが出来ます。
この企業形態の最大の特徴は、「利益配分」の仕組みで、
事業の利益は、独自で決めることができます。
ただし「構成員課税」が適用されるため
利益は企業ではなく、個人所得に課税されるのです。
事業を始めるまでの起業家としてマインドを養う
いかがでしたか?
「起業する」と決めても、その道のりや成功までには
多く考えることがあるという事だけでもご理解いただけたでしょうか?
複雑な手続きなどもありますので、
起業を考えている方は一度、専門家や既に起業している人に
相談するとよいかもしれません。
まずは、起業する理由から考えてみましょう。
そして、強い意志の基でビジネスアイデアを考えるようにしてください。
必ず、企業家として成功につながる道が見えてくるはずです。