以前とくらべ、お中元を持参することは少なくなっています。品物だけを送るのではなく、送り状を添えて、または品物とは別に送り状を送るほうがより丁寧で相手にも気持ちを伝えやすくなります。品物とは別に送り状を送る場合は、品物が届くよりも先に送り状が届くようにします。
送り状は、頭語、時候の挨拶、日頃の感謝、お中元を贈ったこと、まとめの言葉、結語で構成します。
品物と同封される場合の文例
拝啓
盛夏の候、貴社におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
本日、日頃のご厚情ご鞭撻への感謝のしるしとしまして心ばかりの品をお送りいたしました。お気に召していただければ幸いです。
略儀ながら書中を持ちまして御挨拶申し上げます。
取引先へ別便で送る場合の文例
拝啓
盛夏の候、貴社におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
つきましては、日頃の多大なるご厚情ご鞭撻への感謝のしるしといたしまして、心ばかりのお中元の品を別便にてお送りいたしました。ご笑納下さいますれば幸いに存じます。
今後とも一層のご厚情の程、宜しくお願い申し上げます 。
敬 具
平成Ο年Ο月Ο日
あいうえお 株式会社
代表取締役社長 ОΟОΟ
〒123-4567
X県X市X町X番XXXXXX
TEL 123-456-7890