「力」って何だろう?
スポーツで勝利を目指して、あるいはビジネスで売上などの目標達成のため、個々人が持っている持つ力を注ぎます。では、ここでいう「力」って一帯何でしょうか?
「人間力」「精神力」等々、世の中には数えきれないくらいの「XX力」があります。そこで、ひな形ジャーナルは、「XX力」を整理・分類したいと思い立ち、出来上がったのが下図の概観です。ひな形ジャーナルのオリジナルチャートです。「Ability」「Gift」「Talent」「Skill」いずれも、日常的にいろいろなシーンで何気なく使っている「力」を表すコトバですが、厳密には異なる意味を持っていることがわかります。
用例は?
サッカーに例えれば、ドリブル、パス、シュートといった技能は、サッカーに参画するために必要なスキルであり、このようなスキルを数多く沢山備えている選手はスキルフルプレーヤーと称されます。
チームスポーツ、特にサッカーに多いような気がしますが、創造性あふれる華やかな技を繰り出す選手が揃ったチームは「タレント集団」と称されます。メディア関連の記事で度々目にしますね。
ビジネスにおいては、「コミュニケーションスキル」「マーケティングスキル」「プレゼンテーションスキル」といった形で「XXスキル」が自然に用いられます。
人事戦略の世界では、従業員のスキルや経験といった属人的な情報を管理して、最適配置を図り、組織目標の達成を目指すことを「タレントマネジメント」と称します。
リスキリング
「スキル」の末尾にingを付けると「スキリング」となり、更に冒頭にReを付けると「リスキリング」です。スキルを身に着けるという行為は、人生のなかで一回ぽっきりではなくて、やり直したりやり続けることができるもの、ということなのですね。
スキルマップとは?
例えば、ビジネスにおいて、自社の事業の存在意義や目的を定義したうえで、その達成ためにどんなスキルを持った人間が何人必要で、人件費はどのくらいか、を可視化したものです。これを備えておくことで、作りたい組織のイメージが明確になり、中途採用、従業員の昇給・昇格や配置転換を検討しやすくなることでしょう。
おすすめのテンプレート
本文末尾の画像をクリックすると、スキルマップの無料ダウンロードができる処までジャンプします。C列~E列がありたい姿、F列~H列に現状を書きます。組織の大小に応じて行数をアレンジしてください。