お祝いの言葉というのは、難しいものです。お祝いをすることは沢山あります。どんなことをお祝いの手紙として出すのかを厳選していく必要があります。それは、出産、私立学校試験、結婚祝いなど。それでは例文を踏まえて説明していきたいと思います。
出産祝い
出産の祝いの報を頂き、お祝いを申し上げます。
無事、安産となりまして心からほっとしております。
この日は、人生の起点となる日であり、大変御目出度いことです。
お二人の宝物となる日でしょう。
また、母親としてご立派なお役目を果たしたことを尊敬の念と共に、お祝いを申し上げたいです。
是非、近日中にお伺いしても宜しいでしょうか?
もっと、長くしたければ、思っていることをそのまま書けばいいと思います。あくまでも定期文なので、心が籠っていないのに心が籠っているように見せかけている文章なので、本気の文章をぶつけてしまっても大丈夫です。
入学祝い
前、見た時は小さな赤子でしたね。それが成長し、立派に大人の道へと足を踏み入れたことを誠に嬉しく思います。
桜が咲く頃に入学されるお子さんの姿を想像すると、つい口がほころんでしまいます。
お父様やお母上と同じように、ご立派なお子さんになることでしょう。
これからの将来が楽しみで仕方ありません。
勉強もしっかりしなければいけませんが、あまり急かさず、自分のペースで歩んで欲しいものですね。
良かったら、今度、お写真をください。
それでは、これを持ってご祝儀とさせて頂きます。
という風に、子供の成長を喜びながら、興味を持っているということをアピールすることが大切です。ただ、これは適度にするようにしてください。あまり過度に興味を持っていることをアピールすると、特に女の子のお子さんを持つ親御さんならば、変な趣味を持っていてやましいことをしようとしているのではないかと心配してしまいます。
結婚祝い
この度はご結婚おめでとうございます。
お二人の晴れの門出を心からご祝福申し上げます。
関係者としてこの度は大変嬉しく感じております。
恋人関係から無事に結ばれたことで苦労は半分に感じ、幸せは倍に感じることでしょう。
それはとても喜ばしいことであります。
笑顔の溢れるとても温かいご家庭をお築きになられることでしょう。
お子さんのお顔ももう思い浮かべているかもしれませんね。
お二人の前途を祝し、あわせてご多幸とご進展をお祈りします。
お幸せに家庭を築いてください。
表書きには、「御結婚御祝」、「ご結婚お祝」、「寿」、「御歓び」などと書きます。また、受験生が階段から落ちたり、足を滑らせたりすると「落ちる」「すべる」ということを連想させて不吉だというように、結婚の際、離婚や再婚を連想させるような言葉は禁止です。
『再び』申し上げますが」
『折り返し』ご連絡お願いします」
「お二人の結婚を機に『思い切って』私たちも結婚を考えました」
「この度は『重ね重ね』ご丁寧にご挨拶までしてくださって」
日常的な言葉の中にも離婚や再婚を連想させるキーワードは入っていますので注意が必要です。
まとめ
お祝いのメッセージも無礼が過ぎれば折角の気持ちが台無しになってしまいます。折角、温めた気持ちを形にするには、ちゃんと学んで書いたということをアピールする必要があります。
勿論、友人同士など仲の良い関係で「礼儀なんて関係ない」なんていう相手に礼儀を使ってしまうと逆に変に思われてしまいます。自分の立ち位置を考え、自分はどう言葉を投げかければいいかということを考える必要があります。