「よし!独立しよう」と思っても
ただ闇雲に起業しても、事業が失敗することは目に見えています。
事業を軌道に乗せるためには「色々と考える」ことがあります。
- どんな事業を始めたいのか?
- 収益をどのように得るのか?
などを起業するにあたり考えますよね。
これはとても重要な事で最初に考えるべきことです。
事業は、ユーザーが対価を払うことによって成り立っています。
逆を言えば、対価を払ってくれない事業であれば
起業しても失敗することは確実だからです。
次に考えることは・・・
同じ業界で既に成功している同業者がいる場合
- ライバル社とどのように差別化を図るか?
をとことん考える必要があるでしょう。
つまり、起業する前に・・・
- ユーザーにとって魅力的なサービスとは?
- ライバル社との差別化とは?
という点を少なくとも明確にしておかなければならないのです。
それが「ビジネスアイデア」です。
「ビジネスアイデア」は、企業の中心ともなる考え
つまり「理念」とも呼べるでしょう。
企業理念は、企業の数だけ存在します。
起業を成功させるためには、しっかりとした「ビジネスアイデア」が必須です。
とはいえ、ありきたりな「ビジネスアイデア」だと
時代の変化やライバル社によって直ぐに「古いアイデア」になってしまいます。
そんな中でも、事業が安定し続けるためにも
ほかの企業とは違う独自のアイデアがなければなりません。
また、簡単に古くならないアイデアである必要もあります。
しかし、そんな「ビジネスアイデア」を思いつくことが出来るのでしょうか?
- 「考えているけど全く思いつかない」
と頭を抱えておられる方が多いのではないでしょうか?
そもそも、ほとんどのビジネスに手が出されている今の時代
新しいビジネスアイデアを生み出すことは本当に可能なのでしょうか?
可能です!
「新しいビジネスアイデア」といっても
これまでにない商品や販売方法である必要は一切ありません。
ユーザーが「必要だ!」と求めているものに
可能な限り近づけて提供すればよいのです。
でも、すぐに新しいビジネスアイデアが思いつくわけでもありません。
そこでヒントとなる、見方があります。
- 個人的な観点から物事を見る
- 社会的な観点から物事を見る
この2つの観点から「新しいビジネスアイデア」を生み出せるかもしれません。
個人的な観点から物事を見る
この見方は、自分の「夢」や「願い」などを中心にした
「ビジネスアイデア」の考え方です。
例えば「こういうサービスがあったら便利なのになぁ」と
あなたが思ったことを「ビジネスアイデア」として事業にしてしまうことです。
もし個人的な観点から「ビジネスアイデア」を考えた時
参入しようとしている業界が提供しているサービスと
あなたの「夢」や「願い」に大きな違いがあれば
「新しいビジネスアイデア」を生み出すきっかけになるかもしれません。
社会的な観点から物事を見る
この見方は、すでに存在する「ビジネスアイデア」を利用して
時代の流れや社会の変化によってもたらされる
ビジネスチャンスに変化対応させる方法です。
例えば、今読んでいるこの記事も直ぐに古くなります。
情報が古くなる時を見極めて、新しい記事を書くこともその一つです。
個人的な観点と社会的観点を融合させる
このような2つの観点から「ビジネスアイデア」を幾つか思いついたら
そのアイデアを融合させます。
- 個人的な観点で描いたアイデアは、社会的なニーズに応えているか?
- 社会的な観点から考えたアイデアは、他社との差別化が図れるか?
など2つの観点を融合させながら考えると、
きっと「新しいビジネスアイデア」を生み出せるに違いありません。
新しいビジネスアイデアを考える
誰もが起業するにあたり「失敗」は考えません。
しかし「ビジネスアイデア」が、明確でなければ
「成功」はありえません。
起業してからでは、毎日の業務などで
新しいアイデアを試す余力が無くなります。
起業する前だからこそ、しっかりとした
「新しいビジネスアイデア」を考えましょう!
それが「成功」の近道になるに違いありません。