「放課後子供教室」「放課後児童クラブ」とは?
「放課後預かり」とも呼ばれ、小学生が放課後に安心・安全に過ごし、多様な体験をすることができるよう、共働き家庭などの保護者が帰宅するまでの間、子どもたちに家庭に代わる居場所を提供しています。厚生労働省調査によると、設置数・利用者数ともに増加傾向にあり、令和4年時点で、全国に約4万か所に設置、約1.5百万人の児童が利用しています。
設置・運営主体は、公立公営型(専ら自治体主体)、公立民営型(NPO法人などの民間団体が自治体から業務を受託)、民立民営型(専ら民間団体主体)に大別されます。料金や預かり時間、過ごし方の内容(遊び、勉強、おやつや食事の提供など)も様々です。
「指導スタッフ」とは?
児童を預かって放課後の安全な居場所をつくり、児童の遊び勉強をサポートし、おやつや食事などの提供をするスタッフを指します。公立公営型においては、自治体が実施する研修を受講して、業務にあたります。求人情報は、各自治体のホームページや求人サイトで確認することができます。
政策動向
かつて、こどもに関する行政所管は複数の行政機関に分散していましたが、令和5年4月1日付で内閣府の外局である「こども家庭庁」が発足し、一元化されました。同庁が掲げる「こどもがまんなかの社会」実現のため、公営・民営問わず、事業運営および管理の担い手であるスタッフが果たす役割はますます大きくなるもの思われます。
テンプレートの必要性
複数名の指導スタッフが協力しながら、こどもを預かり、スケジュールや備品の管理などを確実に行うためには、必要事項を網羅したテンプレートを継続的に活用して記録することが有効です。
おすすめのテンプレート
放課後子供教室・放課後児童クラブの実施管理表